なごみごはん

偏屈なヲタクのひとりごと

抵抗

「焦らずに待ってるよ」

自分の誕生日に、今井さんのメニエール再燃による活動休止が発表となった。その後、舞台開演直前に滝沢さんから翼くんへのメッセージ。

そして舞台が無事に開演し衝撃的だったKEN☆Tackeyデビュー発表直後は

「俺とタキツバファミリーはとにかく待ちましょう!」

って。


それが突然、もう待たなくていいよ、今までありがとう、とメールが届いた。メールですよメール。入力された活字のみ。自筆の署名はあったけど、あんなのいつかのをコピったものだとしてもわからない。表情すらうかがい知ることができない。声から伝わるニュアンスだって届かない。そう心に何も響かない。あんなに豊かな歌声で、繊細な表情で心にガツンと届けてくれる二人が、無機質な活字だけを並べてくる。これに違和感を感じないファンはいないでしょ?新聞6社を前に取材に応じたとはいうものの、撮影禁止、こちらも活字のみ。何?何が起きてるの?滝沢さん、まさかぶっさいくになっちゃったの?イケメンが雪崩れすぎて修復不可能になったの?あの形状記憶キリっとキメ顔が機能しなくなっちゃったの???いやいやまだ36歳でしょ?わたしだって日々がんばって塗ったり書いたり盛ったり隠したりして何とかごまかしてるよ!とにかく姿形を見せてくれない。なんで?なんでなの?!

と、なんでなんでばかりを追いかけてもキリがないし何らかの答えが出るわけでもない。この先またマスコミが面白おかしくあることないこと記事をあげることも予測される。真実は本人たちにしかわからない。まして一般ピーポーが知れることなんて捻じ曲げられた情報操作されたものだって多くある。ここで大切にしたいのは、やはりわたしはどうするか、ってことなんだな。

滝沢さんのwebから、彼が本当に本当にほんっっっっとに悩んだことは痛いほど伝わってきた。ファンの悲しみや反対や、そういうのが起きることも全部想定内なんだ。それをわかっていながらの決断であることが重い。重すぎる。全体像を見渡すのが得意というかもうそういう視点で全てを視る、滝沢秀明をわたしは知っている。それでもそうしないといけない何かが、滝沢さんでさえも覆せない何かがあったことはおバカな私にでも想像できる。わかってるよ滝沢さん、あなたが一番悲しんで辛くて苦しんだこと。

だからこそ、わたしは引退反対を唱えたいし、解散も退所も引退も断固受け入れられない反対と叫びたい。滝沢さんが呑み込んだ言葉がどれなのかはわからない。だけど彼が叫べなかったであろう言葉をわたしが超わがままに空気も読まずヒステリックに叫び続けたいと思う。

もはや「知らせたい」相手は滝沢さんじゃない。ジャニさんだったりエイベさんだったり周りの偉い人たちだったり、マスコミはもちろん世の中全部がターゲットだ。キレイごとなんかで終わらせない。わたしは伝説を観たいのではなく、美談を求めてるのでもなく、滝沢秀明という表現者をずっと見ていきたい。はた迷惑だと言われても、ものわかりの悪いファンだと罵られても、ごめんね、これだけはどうしても譲れない。諦めが悪いとか往生際が悪いとか全部ひっくるめて受けて立つよ。自担が本気なら、わたしだって本気だ。

わたしは滝沢さんの引退に全身で抵抗する。まだまだ感傷になんて浸れない。