なごみごはん

偏屈なヲタクのひとりごと

子供に教えられる

うちの翼担はKEN☆Tackeyに寛容です、というお話。子供の感性ってホント豊かで自由だと思う。もう子供って言っちゃ失礼だね。思春期次男、大人と子供の狭間にいるお年頃。最初は確実にわたしのほうが寛容ではいられなくて、浮気するタッキーなんか嫌いになろうか?くらいの勢いだった。なんで?新ユニって何なのさ!って一人でプリプリしてた。だけど次男はいつも通り。ずっと平穏だった。

単刀直入に聞いたことがあってね。「KEN☆Tackey気にならないの?」って。すると次男は涼しい顔をして「だって今はとにかく翼にゆっくり休んでほしいから」「その間にタッキーが頑張って活動してくれるのはタキツバが復活したときに有利だから!」って目をキラキラ輝かせながら言うのね。子供ってシンプルだ。そして大人より的を得ていたりする。そして時々大人よりも現実的で打算的だったりする。さすが次男、要領がいい。

次男に比べてわたしはめんどくさい。そろそろ遠視が気になるお年頃。きっと視界も曇ってたり歪んでたりするんだろう。でも御園座で自分の目で確めた時、よーくわかったんだよね次男が言ってた言葉の総意が。「タッキー&翼」と「KEN☆Tackey」は比較されるものじゃない。全くの“別物“だった。絶対的に滝沢さんは三宅パイセンに敬語を忘れない。だからわたしも先輩と呼ばせていただいている。体育会系ジャニーズ万歳。そこに愛はあってもタキツバのそれとはまたちょっと違うんだなぁ。どちらがどう、じゃなくて、どちらも尊い。現場に入ってわかったことが本当にたくさんあった。チケットの神様ありがとう。ただその一言に尽きる。

一つの形が完成したら次のステージに上がって、また一からのやり直しになる。それはどの業界でも同じこと。過渡期は正直しんどい。迷走することもあるだろうし、立ち止まることだってあると思う。実はその時の過ごし方がとても重要で、大きくジャンプするために、ちょっとかがむ時期でもあると思う。伸びしろがあるから悩むんだ。これ全部私事に対して折に触れて考えること。タキツバは2011年のツアーOUR FUTUREで一つの「タッキー&翼」を完成させたんだと「勝手になごみ家タキツバ会議」で結論が出てきた。そしてこれからの「おじさん大人アイドル・タッキー&翼」として脱皮する時なんだろうね、と満場一致で閉会を迎えた。きっと米朝のアレよりも裏がなくてシンプルに。

とにかく翼担次男は、そんな滝沢さんと三宅パイセンをゆっるーく受け容れていて、KEN☆TackeyのMVもけっこう楽しんで見ている。ケンタッキーでカーネルBOXぜんぶ盛りもニコニコしながら食べる。自室には翼くんのFCから届いた直筆メッセージをベッド脇に飾っていて、自分の励みにしている。「翼もがんばってるから俺もがんばる」というのがテストの点数悪かった時の常套句。中学生になって3ヶ月、勉強と部活と遊びの両立にけっこう深刻に悩んでるもんね。悩むのは伸びしろがあるからだよByなごみ。よーしわたしも、わたしの世界でがんばろう。

緩い感じで楽しんでいこう。子供に教えられることは日々多い。横を見ず、まっすぐに、ただ好きなものを好きでいよう。