なごみごはん

偏屈なヲタクのひとりごと

けっこうな大人が

ジャニヲタ一年未満のワタシには、なかなか日々の出来事が濃厚で。濃厚すぎてもうきっと某イッテ○ならキラキラ加工の施しが必要なほどの胸アツ、違った胸やけ気分。黄金期全盛期に某小原氏が卒業したおかげ?で最初のジャニヲタ沼を入り口で華麗にスルーして、今度は某スマ森氏が卒業してまた沼の入り口で回避できていたが、三度目の正直で、肩までしっかり沼に浸かってしまった今はもう、担当G以外のアレコレにも、どうにも少なからず心が揺れる。世間を賑わしている件については何も言うまい。いろいろと思うことはあるけれど。

ただ、自分が「けっこうな大人」ジャニーズファンになってみたら、思ってたのとちょっと違う。あくまで私見だけど。タキツバファンになってから、わたし何度泣いたかな。自分でビックリする。なんていうか、きゃー♡とかキュン♡とか、全くない訳ではないのだけど、何かがあると無意味に小難しくアレコレいちいち妄想をしてなんだか精一杯擁護したくなる。親戚のオバサンのような目線だろうか。ええ姉の子なんですーみたいな。単にイケメン好き!きゃー!じゃないんだなと改めて思う。わたしの年齢と立場が今だからこそ、彼らに日々感銘を受けたり勝手に師匠!!と思ってみたり。うんと年下の息子くらいの年齢のJr.の子たちにも教えられることもたくさんあって、ついつい感情移入してしまう。やっぱりプロの世界ってすごいな!そこで活躍すること、活躍できることってすごいな!と本当に良い刺激を受けている。一緒に泣いたり笑ったりしながら、たくさんの感情が筋トレのように鍛えられているようで感謝でしかない。わたしの仕事は感性が豊かでないと始まらない。美術館に通ったり寺社散策もしてきたけど、意図してそう仕向けてのことより、やはり衝動的に心をつき動かされるエンターテイメントの世界は偉大だと思う。足を踏み入れるキッカケを(わたしの場合は)滝沢さんにもらって本当に良かった。わたしのような地方の、そのまた奥まった田舎住みの人間には舞台観劇とか程遠い環境にある。遠征必須。お金も時間も要る。仕事のスケジュールを調整してまでも観劇する日程を組み込む自分を地元民は嘲笑するけど、わたしは自分を褒めたいと思う。よく見つけたし、よく気づけた。どんな高額セミナーに通うより、もっと価値のあるものだと思うよジャニヲタって。みんなすればいいのに。ホラホラコレ読んでるそこのあなた。沼の入り口教えますよ?

アイドルも生きている。当たり前だけどお人形じゃないし二次元でもない。生身の人間だからこその葛藤もあれば闇もある。わたしは育ってきた環境のせいで、人の顔色を敏感に察知する。今日も舞台に立つ彼が「良い顔」して笑ってますように。休養中の彼が穏やかな「良い顔」してますように。天然美でも造形美でもない、「良い顔」をしてますように。