なごみごはん

偏屈なヲタクのひとりごと

ジャニヲタとゲーマー

早朝5時から「カミラ・タマラ」。いったい何事!?今朝のお話。次男が修学旅行に出かけて行ったのですよええ。で、いつもより早めの起床。制服に着替えながらのカミラ・タマラ。続きまして朝ごはん食べながらの「SAMURAI」。またこれがハードなチョイス。血圧低いわたしは軽く頭痛。いやいいんですよ、いいんですけどね、あなたが気分良く出かけられるなら。お見送りの一曲は「Diamond」。当然トラヴィス振付Var.。でかいリュックを背負い両腕を直角に曲げて片足小ジャンプ&ターン。いやいやさすがにキッツイわ!弁当崩れるから飛ぶな。回るな。お願いだから落ち着け。集合場所でバスに乗り込む際にはアンコール時の「ラブ・スパイラル」のごとく派手に手を振る。わかった、わかったから、と愛タカピースで応える母。ごめんなさい、調子乗りました。とにかく無事に出発できてやれやれ。雨雲吹き飛ばして楽しんでおいで。しかし出発の朝にジャニジャニが出てこないのは母として不満。フッ、まだまだやなあいつも。そんな自分も相当なヲタ。

このように次男の(それと自分の)滝翼活動については激甘なオカン。基本的に、なんていうか、子供が興味を持ったことには許される限りいろいろ体験させてあげたいと思ってる。次男は本当に音楽が好きで生意気にも耳が良い。たとえばセカオワの楽曲ではナカジン(G)に憧れているので、曲の中でもFukaseが歌うフレーズではなくギターのフレーズだけを口ずさんでいる。だから一瞬何を鼻歌してるのかわからない。でもよーく聞くときっちりギターのメロディなのだ。すげー。いわゆる耳コピってやつだ。それをあっさりやってのけるとわかった時に、この子にはできるだけ本物の音を聴かせてやりたいと思った。それで5年生で大好きなSEKAI NO OWARIライブデビュー。元々わたしも好きだから一石二鳥。学校を家事都合により早退させて参戦したことはナイショ。でもそれでもいいと思ってる。学校では学べない貴重な体験ができていると思うから。

そんなわたしの教育委員会を敵に回すような行動は育った環境にも理由がある。わたしはすんごい窮屈な箱入り両親の元に、さらに窮屈な箱に詰められて育った。何かしようと思ったら必ず反対されるところから始まる。部活に入りたいと言えば早朝練習があるからダメとか意味不明。音楽やりたいと言えばバンドなんか不良のすることだと却下。不良という表現が昭和。それでも音楽は譲れなくて実力行使。当然のように猛反対。部活と偽ってバイトして買ったギターが暴君父により何度かフライング。滝汁ならキャーキャーもんだけど、わたしの絶叫涙汁なんか誰もイラネ。そういう家庭環境で育った。同じ環境で育った妹もまた然り。彼女は本来ゲームが好きだった。でも女子がゲームだなんて!と親に全否定されるのでできなかった子供時代。大人になって今、子育てしつつ立派なゲーマーに成長した。わたし同様にデビューは遅いのだが、それはそれは生き生きしている。さらに妹もわが子のゲーマー活動には激甘。これはもはや不可抗力。しょうがない。やっと掴んだ至福の時間♡そして子供たちもたぶんHAPPY。

ちなみにうちの長男はどちらかというとゲーマー。彼のために寝る間も惜しんでポケモンをGETした遠い思い出。レベル100まで育てたピカチュー諸共一瞬でリセットされた時は泣いた。くそぅ。今思い出しても泣ける。そんな長男の最近は毎日ポケGO活動で多忙を極めている。中学時代に嵐・松潤に憧れていたが主にファッションとかそういうものに憧れていたのだと思う。音楽はUVERさんのお世話になっているようだ。ただ毎朝の次男による滝翼活動の影響で、歯磨き時の鼻歌がジャニジャニだったのを母は聞き逃していない。よしよし。いいぞ。その調子。

とにかく生きているといろんなことがある。大人も子供も想い通りにいかないことの方が多いような気がする。しかしそんな時に好きなことや熱中できるものがあって、素直にそれを楽しめる自分でいると少しは生きやすくなるんじゃないかと本気で考えている。そこに罪悪感とか要らない。たとえ他人に理解されなくても、それで自分が元気になれてまた前向きに歩けるなら、それはごはんと同じで大切な栄養源。みんなが「好き!」を自由に叫べたら、それだけでも世の中が平和にならないかなと浅く考えているわたしは、わりと平和なんだと思う。